オーダーメイド提案

工場の屋根が実質空きスペースになっているので、太陽光発電設備の導入を検討しています。ただ、工場全体の電力消費量が多く、太陽光発電だけでは足りないのではという懸念があります。当社の工場は24時間体制のため、夜間の電気も再エネで賄うのは現実的に難しいかもしれません。やはり、再エネ電気100％は無理でしょうか？

段階的な導入をおすすめします。まずは屋根置きの太陽光発電設備（自社保有かコーポレートPPA）を設置し、足りない分は非化石証書付きの電気で賄う…といった選択肢もあります。加えてオフサイトコーポレートPPAの電源を確保できれば、昼間は再エネ電気の割合を増やし、夜間は引き続き非化石証書付き電気を使用するという方法がベターでしょう。

再エネの電気に切り替えたいのですが、オフィスビルのため屋根に太陽光発電設備を設置できません。仮に置けたとしてもフロアに対して屋根面積が少なく、電力需要のピークを賄えないという試算結果が出ています。また導入後も、土日が休業日なので週末は太陽光発電を止めることになり、もったいないと感じてしまいます。

まずは非化石証書付き電気に切り替えましょう。その後、社外にオフサイトコーポレートPPAの太陽光発電設備を確保し、昼間は徐々に再エネ電気の割合を増やしていきます。いずれも初期投資は不要で、使った分だけのお支払いになるので、今後需要の変動が生じても、電力の無駄がありません。オフサイトコーポレートPPAなら、固定価格で長期契約ができる場合もあります。